現在の取り組み

初めまして!ご興味をお持ちいただきありがとうございます。

   
現在、私は個人ネイルサロン専属サポーターとして、マンツーマン形式で全国のネイリストさんの稼ぐ力を伸ばすお手伝いをしています。

私自身がネイルがとても大好きですし、ネイリストはいつでもどこでもお金を稼ぐ事ができる素晴らしい職業だと思っています。
でも「ネイルサロンが新規出店する数だけ、既存のネイルサロンが潰れている」という状況があるのも事実です。

 

私たちネイリストという職人は、奉仕の精神がとても素晴らしい反面、稼ぎ方が分からない人も多いのです。実際に自分も苦労をした部分でもあります。


そこで、ネイリストとして毎月安定収入を得られるようになった私のネイルキャリア15年と人生経験で学んだネイルサロンにおいての必要なエッセンスを加えてこの講座を始めました。

 

1人でも多くのネイリストさんの稼げる力になって、この素晴らしいネイル技術がもっと多くの人に届き、たくさんの喜びにつながる事を祈っています。

意気揚々とネイルの世界に飛び込んだ20代

私のネイリストとしての15年間はとてもたくさんの学びがありました。

 

ネイルのコンテストで世界一になる!そう決めて意気揚々とネイルの世界に飛び込んだ20代。ネイルスクールで某世界チャンピョンの技術を学び、スチューデント内のコンテストで3位ではありましたが賞をいただき、そのままスムーズに某有名ネイルサロンに就職。

 

「ここで私は超有名ネイリストになって、コンテストで世界一になるんだー!」と意気込んでいたのも束の間、配属初日、サロンの店長がネイルのお手入れ中と聞き緊張しながらも早速挨拶に行くことにした。

 

店長のいる個室のドアをノックをして扉を開けると・・・

 

店長の片手・片足に各一人づつ、計4人の先輩ネイリストが豪華なリクライニングソファーに腰掛ける店長を取り囲んで真剣な眼差しで施術していました。

 

その時の光景はまるで
下々を操る【女帝】でした笑 私にはそう見えてしまったのです。

そしてその光景を目にするやいなや物音に反応した10個の視線が鋭く私に突き刺ささり
同時に緊張して敏感になっていた私のハートにもその鋭い何かは突き刺さり、貫通しました笑

「怖い!」その光景が頭から離れず、行きたくなくなって結局すぐやめてしまったのです笑 自分が撃たれ弱すぎたのです。 
書くのも恥ずかしい位ですが、当時の私には非常に受け入れ難い「縦社会」のような物に対しての拒否反応を激しく示してしまったのです。

当時はすごく落ち込みましたw
自分の決意はこんなにも、もろくて軟弱だったのか。。。
落ち込むと同時に、過去に5年間アルバイトしていた飲食店で、60代のパートのおばちゃんに言われた言葉を思い出しました。
「いいかい?武子?どんなに好きじゃない仕事でも人間関係が良好なら、うまく行くんだよ〜」
確かにその5年間続いたアルバイトでは当時私は高校生だったけど、大学生やパートさん、社員さん
店長、他の高校生とも人間関係がとても良好でした。

どんなに魅力的な職場であっても人間関係がやめる理由になる
と言う学びに変えて、「自分にあったネイルサロンを探そう」と思ったのです。

マンションの一室で12時間を超える勤務時間…

次に見つけたサロンはマンションの1室でネイルサロンをやっている所でした。

メゾネットタイプのおしゃれなサロンで大きいリクライニング席が5席ほどあって、スタッフも8名在籍していました。北欧風なネイルデザインとインテリアでおしゃれなサロンの雰囲気が気に入って入社しました。

 

オーナーもスタッフも仲が良さそうで私のこともあだ名を付けてくれて呼んでくれたので、受け入れられている感じがして嬉しかったです。人間関係は良好だったのですが今度は過酷労働が待っていました笑

 

12時間を超える勤務時間。

手際が悪いのでお客さんの施術時間も押してしまい、休憩も取れない状態。自分の技術練習も出来ませんでした。

のしかかる雑務。。。自分の未熟さが招いている事だとわかっていました。
しかし、そんな毎日を過ごしているうちに疲れ果てて結局退職をしてしまいました。

また挫折・・・また落ち込みました。私はダメなのかも知れない。
でも、ネイルをやりたい気持ちはまだ有ることに気がついて、まだ諦めたくない・・・と言う葛藤の末

「余裕がない仕事量は、好きでも続かない」という事で自分を納得させました。
疲れ果ててしまったので一旦ゆっくり過ごしたくなって、微力ながらも細々と自宅サロンで自分のペースを保ちながらネイリスト活動をする日々を過ごしました。
しかし、結局ネイル1本だけでは食べていけず、外でアルバイトをするハメになってしまったのです。。。

商売として成り立たせる為には、利益ありきの金額設定と費やす時間を考えるべき
自分だけの殻にこもっていると、何も発展せず出逢うべき人に出会えない

小規模個人サロンの立ち上げ パート①

そんな生活を1年ほど続けていた時に以前から付き合いのある知人から、美容サロンをやりたいので店長として手伝って欲しいとのお声がけをいただきました。

 
当時の私はネイリストとして5年ほど。
なんとなくお客様をスムーズにご案内できるようになってきた中級ネイリストといった感じ。


店長なら、もっと歴が長いネイリストの方が適任だと正直思いました。
だけど、私にとってはチャンスなお話でもありました。

ネイリストとしてちゃんとしたお店で自立して仕事してみたかったからです。

その知人にもなぜ私なのか尋ねたら、人柄と信用できるからと言うことだった。(それだけで任せてくれる知人もなかなかの大胆な方だったと思います笑)

全くの0から1戸建ての美容サロンを創ると言うところに心がときめいたのです。
今まで長続きせず不安もあったけど「やってみたい!」心がそう感じました。だから、やってみることにしたのです!

決めてからは時間が瞬く間にスピードを上げて過ぎていきました。
スタッフ集め・ホームページの手配・見積もりの算出・備品等の打ち合わせ・商材発注やチラシ作成・料金設定などなど・・・
全てが初めての体験で、不慣れで、時間がかかっていました。

これで本当に良いのか・・・
自分が決めたことがあっているのかも分からなかった。
でも、悩んでいる時間もない。

なんとサロンオープンを迎えたのに、ホームページが公開に至らず、大失敗からのスタートをしてしまったのです。

完全なる告知不十分。

 
サロンの備品も揃っていない・スタッフとのコミュニケーションも不十分。
その結果の真っ白な予約表。

 

のしかかる責任感。知人とも険悪な雰囲気になってしまいました。
私も塞ぎ込んでしまい、他のスタッフに頼らずサロンに泊まり込みでネイルサンプルやカラーチャート・SNSを一生懸命やる日々・・・

 

気づくと自分の髪の毛はボサボサでパサパサ・肌はボロボロ・自分の爪も自爪で過ごす日々になって亀裂だらけ。
化粧も疲れ切ってほとんど出来ない精神状態になっていました。

 
でも、自分がやらなきゃ!休んでられない!と言う考えに囚われてほとんど無休でサロンに泊まり込みで仕事に明け暮れる日々・・・

周囲のスタッフからも心配されていましたが、私は心配するなら売上で貢献してほしいと思ってしまっていました。
心配が先に立ってしまうネイリストが魅力的なはずがありません。

ある時、サロンで仮眠を取っていると夢を見ました。夢でも私は仕事をしていました。
仕事仕事仕事・・・・あれもやらなきゃ・・これもやらなきゃ・・・と思った次の瞬間

「助けて!」と誰かが叫んだのです!

私はその声にびっくりして目を覚ましました。
余韻はあったものの、サロン内は静けさが広がっていました。
聞き覚えのある声。何だったのだろう・・・・
しばらく考えるうちに冷静になると、その声は私の声だったと気がつきました。そこでようやくハッと気が付いたのです。

これではダメなんだ・・・!
体の声に気がつかなかった自分にショックを受けながら、考え方を変えていきました。

 

その日を境に一切のサロン泊まりはやめ、まずは自分のコンディションを整え、自分時間をつくり、スタッフに感謝しチームワークを高めました。
 

幸いな事にお店が路面店だった事もあり、通りがかりの方を中心に店頭予約・ホームページ経由で予約が少しずつ増え、頑なにやらないと決めていたホットペッパービューティーを契約したのです。

 

恩恵はかなりありました。元々集客出来ていなかったSNSの時間を大幅に削って自分に余白を持たせることで、お客さんに集中することができて売上も自然と上がりました。

 

店頭予約のお客様は高確率でリピーターになりやすい
ネット集客で大手広告媒体を使う恩恵は大いにある
余白を持たせた時間配分は施術の質が高まって単価アップ&リピートになる
小規模サロンは細かいルールを設けるより、個性を尊重し信頼関係をきづくとうまくいく
次回予約を取る雰囲気を作るとその流れに乗ってお客さんも習慣化する

突然のサロン閉店!?

その後リピートのお客様に愛され7年間営業してきたサロンでしたが、「大家側から土地の売却をすることになったので退去して欲しい」と申し出があったと言う事で、移転して継続するか、ここで解散するかの選択肢をオーナーから持ちかけられました。

 

私は解散を選びました。

オーナーとの方向性の違いを感じていたのが理由です。
別々になる事で、お互いの自由を選択したと思っています。オーナーには今でもとても感謝しています。

 
ただ、その決断によって私と他スタッフ2名は想像よりも遥かに早く
職場をなくしてしまったのです笑
次回予約を控えているお客様がいるにも関わらず!!
 

自分達の職場が突然なくなるなんて、聞いたことがありませんね笑

悩んでいる暇がないからお客さんにも頼ったし、スタッフにも頼ったし、自分の知りうる知識に全部頼って、何とかお客さんを案内できるスペースを3ヶ所確保、荷物は車で移動させたりトランクケースを引いて3ヶ所を行ったり来たりしながらお客さんを案内していました。

 

この先を考えると滅入ってしまうので、目の前の事だけに集中して1日1日をしっかりとこなす生活を送っていました。

 

お客さんとの信頼関係があったので、職場が突然なくなってもやっていけた
早々にホットペッパービューティーを新規契約し、集客できた。知ってもらうには大手広告媒体は即効性があって良い

奇跡のお声がけで、美容室併設サロンへ

途方に暮れてもいられない。以前から私の髪の毛をお願いしている美容室で担当美容師さんに(その美容室のオーナー)今回の一連の話をしたのです。

 

そうしたら、「今ちょうど、2店舗目を計画してるので、良ければそこで一緒にやりますか?」と奇跡のお声がけをいただきました。とてもびっくりでした!

 

本当に奇跡!本当に感謝!このお声がけのお陰でようやく私たちは落ち着ける場所が見つかったのです。サロンのクローズから半年後のことでした。

 

お客さんの立場からだと、移転のまた移転ということになります。
それでもお越しいただける事にも本当に感謝でした。

 

お店が2階なので、集客はホットペッパービューティーでのネット予約をメインにエリアでは唯一のトータルビューティーサロンとしてオープンしたのでありました。

美容室のオーナーと一緒に仕事をして学びもありました。

全国のネイリストさんのお悩みの力になれるかもしれない!

以前から仲良くしているネイリストのSさん。
私に相談したい事があると連絡が入りました。

独立してネイルサロンをやろうと思っているけど、遠方のネイルサロンに勤めていたので見込み客がほぼいない状態との事。

 
彼女は10年のキャリアがあるネイリストさんで、少しの間私も仕事ぶりを見ていた事もあって、素晴らしいネイリストさんだと知っていたので、もし本当にやりたいなら私のノウハウが役に立つかもしれないというお話から一緒にネイルサロンを新規出店する事になったのです。

 

商業利用OKのマンションの1室でサロンをスタートさせました。

 

次回予約・やらない仕事の確認・使用商材・ネイル技術提供・サロンオリジナルメニューの考案・ホットペッパービューティーの作り込み・MEO対策・ホームページ作成など、これらを駆使し、それに加えてSさんの良さや得意な技術を掲載し、新規集客から始めて2階のマンションの1室で月平均80万以上売り上げる予約の取れない人気ネイリストさんになったのです!

何よりもSさんの個性とネイル技術がお客様に受け入れられた彼女の実力でもあります。

この時私は思ったのです。

同じように悩んでいるネイリストさんがいるのかも知れない。これから独立しようと思っているネイリストさん、独立したけど売上が伸び悩んでるネイリストさん
自宅サロン、レンタルスペース、商業用賃貸マンションやテナント物件様々な場所で活動しているネイリストさん。
様々な経験をしてきた私だから、様々なパターンのお悩みの力になれるかも知れないと思ったのです!

私の想いと目指す目標

私のこれからの目標は1人でも多くのネイリストさんの力になる事です。

 

ネイリストとして100万売り上げる事はとても大変でしたが、ちょっと肩の力を抜いて60万。

 

1人サロンで活動されるネイリストさんなら楽しみながら稼げる金額だと思っています。

 

個性をとても大切に思います。同じネイリストとして楽しみましょうね!